就労継続支援ビー型 ビービー団の箱

安心していられる居場所と仕事を障がいを持つ方々へ

日本では障がいを持つ方々を雇用する動きも見られてきたものの、どうしても障がいそのものへの偏見はまだいたる所にございます。それゆえに、本当は会社に貢献できる能力があるにも関わらずそこを見てもらえていない方々もたくさんいらっしゃいます。

まずはそのような偏見がなく安心して仕事に従事できるような環境で頑張りながらステップアップする必要があると考え、就労支援事業を継続してまいりました。カフェの経営や物づくりなどの仕事を通して自信を高め、社会へ進む一歩としていだけましたら嬉しい限りです。

就労継続支援ビー型 ビービー団の箱の特徴

三種類の事業での就労を通して収益を得て自分に自信をつける

仕事でしっかりとお金を稼いで自活できる状態にあること、このことが社会に必要とされあらゆる人々の役に立っているという認識を与え、人間の自信へと繋がるケースも多々ございます。しかしながら、障がいを持っているというだけで、実務能力の有無に関わらず客観的に採用を検討してもらえないケースもあることに、大変心が痛みます。

そこで、障がいがあっても安心して仕事ができ、自分の力で稼ぐという成功体験が積めるように三つの事業を展開してまいりました。カフェでの接客や調理、宅配弁当の調理と配達、物づくりを通して、仕事をすることの楽しさと、その対価として誰かからお金を援助してもらったのではなく自分自身の力で得られたことの充実感で、健全な自信をつけていただけるようにと日々頑張っております。自信がつけば、社会に出て就活を始めた際にも面接官の方々に好印象を与えることにも繋がるでしょう。

障がいを持つ方々にとって安心できるもう一つの居場所へ

多くの方にとってご自宅が一番安心できる環境であるものですが、時に機能不全の家庭の場合は、本来安全であり無条件に受け入れてくれるはずの家族から受け入れてもらえず、家でも外でも苦しい想いをされている方もいらっしゃいます。また、家の中で安心できることはとてもありがたいのだけれども、そこで得られる家族ではない人との健全な繋がりは、自己肯定感を高めるにあたってもとても有意義に働きます。

そのため、障がいを持つ方々が安心を感じられるもう一つの居場所となれるよう、日々尽力を重ねてまいりました。そこに行くことで障がいという個性はありのままに受け入れられ、個性の違いを細かく指摘してくる人もおらずに、ありのままの自己表現ができることに嬉しさを覚えるでしょう。この安心感が心にゆとりを生み、自分自身とは違う価値観・外見の方々をありのままに受け入れるような、優しく懐の深い方へと成長してくださるよう接してまいります。